シンビサプリHOME>栗原毅先生のコラム>③予備軍を合わせると「認知症800万人時代」(15年7月1日付 夕刊フジ)
栗原毅先生のコラム
心美寿有夢 学術顧問でもある、栗原毅先生のコラム
2015年10月8日
③予備軍を合わせると「認知症800万人時代」(15年7月1日付 夕刊フジ)
65歳以上の7人に1人と推定されている認知症。
さらに、予備軍といわれている 軽度認知障害(MCI)を合わせると
「認知症800万人時代」といえる現状で、 予防への取り組みは急務です。
そして、サプリメントにも期待がかかります。
コエンザイムQ10もその有力候補です。
認知症は医学的にみれば、極めて普通の病気との位置づけがなされます。
つまり「だれでもなりえる病気」なわけです。
一方で「一番なりたくない病気」でもあるのです。 そして、認知症は
「治らない病気」との認識がまだまだ一般的。早期発見・早期治療も大切ですが、
何より、認知症の「予防」がより重要であると私は考えています。
今回のシリーズの根幹は予防です。
アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβやタウと呼ばれる異常タンパク質がたまり、
神経細胞が壊れ減っていくことで発病します。
「最近の出来事を忘れてしまう」という症状から始まることが多いのですが、
これは記憶を司っている、 海馬(かいば)と呼ばれる部分に最初に病変が起こるために、
記憶ができなくなるからです。
実は、記憶障害が出る何年も前から、脳の異変は起きているとされています。
20-30年もかけて徐々にアミロイドβやタウといった異常タンパク質がたまっています。
普段の生活様式がいかに大切か。慢性疾患の代表が認知症なのです。
正しい知恵があれば予防が可能な病気です。
最近まで、いったんたまった異常タンパク質は溶けないと思われていました。
ところが、研究を重ねると、 ある程度は溶かせ、また、異常タンパク質の脳細胞への沈着を
遅らせる物質が存在することが分かってきました。
その一つがコエンザイムQ10です。認知症は、長い年月をかけて発病することが特徴ですが、
今からでも遅くないのです。認知症発症予防を今日から始めたいものです。
上記、2015年7月1日 夕刊フジ より
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