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栗原毅先生のコラム
心美寿有夢 学術顧問でもある、栗原毅先生のコラム
2015年9月25日
①血中濃度を上げて認知症予防(15年6月17日付 夕刊フジ)
昨年夕刊フジで連載した「健康長寿のサプリ学」でイチョウの葉・オメガ3・コエンザイムQ10が認知症に効果的なサプリメントである事をお話しました。
また、先週まで緑茶の成分のカテキンが認知症に有効であること、そして緑茶にもコエンザイムQ10が含まれていることも紹介しました。
今日の話題は、サプリメントの切り札とも言えるコエンザイムQ10です。
繰り返しますが、コエンザイムQ10は、抗酸化作用やエネルギー産生作用を持つ補酵素で、美容にもいいことから幅広く摂取が推奨されているサプリです。
これは体内でも産生されますが、加齢とともに体の中で作られるコエンザイムQ10は減少します。生活習慣病や慢性肝炎などではより一層、産生の低下がみられます。
おりしも、血中コエンザイムQ10値と、認知症のリスクとの関連性を検討した興味ある研究が、筑波大学のグループから報告されました。
日本人約6000人を対象にした追跡調査の結果、血中コエンザイムQ10の濃度が高いほど、認知症リスクが低いという相関が見いだされたのです。
血中コエンザイムQ10が少ないと認知症になる確率が上がるわけです。
では、コエンザイムQ10の産生を促すにはどうしたらいいのでしょう。
食事で十分量のコエンザイムQ10を摂(と)ることは、なかなか難しいのです。ここはサプリメントの出番です。
コエンザイムQ10には直接体内で働く還元型と、小腸で吸収されたあと還元型に変換される酸化型とありますが、50歳以上の方は、体内で利用されやすい還元型がお勧めです。
1カ月ほどで元気になった、頭がすっきりしたという感想が聞かれる即効性も兼ね備えたサプリです。
コエンザイムQ10のサプリメントを日常的に飲んでいれば、認知症を妨げる可能性は十分なのです。
上記、2015年6月17日 夕刊フジ より
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還元型コエンザイムQ10













